【子供の金銭感覚を養う!】未就学児からお小遣い制導入はアリ?
こんにちは!子育てブロガーヒデパパです!
突然ですが、子どもにお金のことを勉強させるのはいつ頃からがベストなのでしょうか?
と言うのも最近子どもが出かける度に
『おもちゃ買って!買って!』
と言うので、
『自分でお金を貯めて買いなさい』
と伝えると、
『どうやったらお金が貯まるの?』
と的確な返答が…
自分自身お小遣いをもらい始めたのがいつかはっきりと覚えていませんが、もうすぐ5歳になるわが子にお小遣い制度を導入すべきかは流石に少し戸惑ったので
子どものお小遣いについて色々と整理してみました!
結論!
未就学児でも、その時々で渡す不定期なお小遣い制導入はアリだと思いました!
お子さまのお小遣い制度導入で迷った際に参考にしていただければと思います!
なぜ子どもにお金の使い方を教えるのか
金銭感覚を養うため
最近文字を読めるようになってきて片っ端からひらがなを読むようになってきました。
もちろん数字にも興味があって賞味期限や商品の値札など色々と数字を読みあげています。
ただ、本人は値段の高い安いは分かっていません。
”高い安い”の概念である金銭感覚を早いうちから意識させることで、お金の大切さを知り、結果として無駄使いや浪費をしない子に育ってくれるのではないでしょうか。
なぜなら金銭感覚は自分で「無駄遣いをした」、「これは高いから買えない」などの実体験が大きく影響するからです。
ちなみに金銭感覚は親から受けた影響でも決まると言われています。
事実、倹約家である両親の元で育ったわたしは一人暮らしの時点で自然と毎日自炊をこなし、冷暖房も最低限しか使わないような倹約家、貯金大好きな大人になってしまいました・・・
(日本経済にとっては最悪ですね。笑)
正しい金銭感覚を身につけてもらうために、何かを買ってあげる時にも「これは高いから」、「お金がないから」など決まり文句のように子どもを説得するのはやめた方がよいかもしれませんね。
数字に強くなる
また、早くから実生活で数字を意識することで小学校で学ぶ足し算や引き算の具体的イメージがし易くなるというメリットもあります。
普段のお買い物で、
支払額−購入額=お釣り
などの計算ができていれば算数などの授業でも役に立つことは間違いないですね!
お小遣いの渡し方について
定期的に決まった額を渡す
お小遣いの渡し方といっても定期的に渡すか、不定期に渡すかの2択があると思います。
定期的に渡すお小遣いはサラリーマンで言うところの給与のイメージですかね。
決まったタイミングで決まった額のお小遣いをもらえるので計画的に貯金やお買い物ができます。
ただし、その日が来れば何もしなくてもお金がもらえるということになるので、お金の大切さについての理解は個々人で差が出てくるかもしれませんね。
不定期に渡す
一方で不定期に渡す場合、
- お手伝いをしてくれた時・・・50円
- 何かを頑張った時・・・100円
など、作業や努力に対する報酬のイメージとしてお小遣いを渡すのが一般的ではないでしょうか。
これにより、何かを頑張ったらお小遣いがもらえるということになり、目標があればそれに到達するまで頑張ってお金を貯める(=稼ぐ)という考え方が身につきそうです。
ただ、欲しいものがない場合は無気力になったり、「お金いらないから頑張らない」といった考え方になるのも辛いところ。
「定期的に渡す」「不定期に渡す」、どちらも一長一短ありますが、世間一般的にはいつごろからどのようにお小遣いを渡しているのかもう少し調べてみました!
一般的にお小遣いはいつから?
定期的なお小遣いは3、4年生頃から!
金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度」が全国の小学校111校、16329人に行った調査によると、「お小遣いをもらっている」と回答した生徒のうち
【定期的にもらっている】と回答したのは、
・3年生〜4年生:43.2%
・5年生〜6年生:53.9%
という結果に。
つまり、算数を学び始める3、4年生頃から定期的にお小遣いを渡されているご家庭が増えるという結果になっています。
参考までに、学年を問わず【月に一回もらう】と答えた生徒で一番多い回答は500円だったそうです。
時々もらうお小遣いは1年生の時点で半数以上!
一方で【時々もらっている】と回答した生徒は、
・3年生〜4年生で47.8%
・5年生〜6年生で38.3%
という結果があり、不定期だがお小遣いをもらっている子供が1~2年生の時点で2人に1人以上いるという結果になります。
これは、
- お手伝いをした時
- お祭り等のイベントがあるとき
- 何か買いたい物があるとき
- 何かを頑張った時
などに随時お小遣いを渡す方法のようです。
参考までに、小学生1〜2年生で”時々もらう額”についての最も多い回答は100円となっています。
こうしてみると小学1年~2年生の時点で、半数以上の家庭が何かしらお小遣いを渡しているように見えますね。
つまり、小学校に入学する少し前の未就学児からでも不定期という形であればお小遣いを渡す事はアリなのではないかとわたしは考えます。(=世間一般と大幅にズレているとは言えない)
わが家が実践した方法
お手伝い方式を採用
というわけで早速、不定期お小遣いルールの説明をわが子にしてみました。
我が家で設定した内容と金額は下記の通り。
- 洗濯物取り込み&畳み・・・50円
- お部屋のお掃除・・・50円
説明後、さっそく洗濯物のお手伝いをしてくれました!笑
『お手伝いありがとう』と10円玉を5枚渡すと超ご満悦!
100均で買っておいたチャック付きの小物入れを財布に見たて『自分のお金だよ!』と言ってジャラジャラと音をたてて喜んでいました!
その後もお手伝いをしてくれる度に50円ずつお小遣いを渡しています。
貯まったお金でお菓子を買わせてみた!
財布(?)を持たせてお出かけ先のドラッグストアでついに100円のグミを購入!
結果、やっぱり支払いはまだ親がやらないと難しい。。
まだまだ10円玉や50円玉、100円玉のどれが高価なのか分かっていないために支払いのレジで硬直。。。
そりゃそうだよね。笑
でも自分がお手伝いをして貯めたお金で物を買うという体験がよほど嬉しかったようで、グミを一口一口かみ締めながら味わって食べていました!
さいごに
未就学児の場合は個性に合わせたタイミング、方法で!
結局、我が家の場合はお小遣い制は導入するものの定期的にではなく、お手伝いの度に都度渡すという不定期方式を採用しています。
特にまだ小学校にも上がっていないのでお金の計算はできていませんが、「お金を貯めて物を買う」という基本的な仕組みの理解と、「おもちゃは100均でしか買えない」といったおおよその金銭感覚は身についているように思います!
お金に興味を示すタイミングは子どもによっても人それぞれだと思います。
ただ、興味を持ち始めたタイミングが未就学児であったとしても不定期でのお小遣い制なら導入してみてもいいのではないでしょうか?
と、いうのがわたしの行き着いた考え方です!
まとめ
それではまとめに入ります!
未就学児にお小遣い制度を導入する時は・・・
2.小学1、2年生の時点で既にお小遣いを不定期にもらう生徒は半数以上!
3.不定期に渡す事でお金の仕組みや金銭感覚が養える!
個人的な考え方が多くなっていますので一概には言えないところはありますが、ぜひ参考にしていただければと思います!
以上、ひでたにでした☆
その他子育て関連情報はコチラ↓
コメント